税理士変更のベストな時期

★気に入ったらシェアをお願いします!

こんにちは、練馬区の税理士須江です!

税理士の立場からお客様が税理士を変更するベストな時期について記載してみたいと思います。

①決算が終わった直後

税理士の立場からすると、決算直前でかけこまれてもなかなか対応出来ませんが、決算が終わった直後であれば次の決算までたっぷり時間がありますので、じっくり対応する事が出来ますので決算が終わった直後が税理士を変更するタイミングでは一番ベストだと思います。

お客様にとっても決算直後はきりがいいので既存の税理士に言いやすいとか、通常は申告書と一緒に前期の資料も全て返却してもらいますので、税理士変更後に前税理士とのやり取りも少なくて済むというメリットもあります。

この場合の注意ポイントとしては、前期の申告が終わってから前税理士に解約する旨を伝えた方がいいと思います。

税理士の立場からすれば、解約を告げられた顧問先の申告に対してのモチベーションは上がりませんので、新しい税理士が決まっていても、前税理士には申告が終わるまでは言わない方が無難だと思います。

②税理士の繁忙期以外

一般的に税理士の繁忙期は以下に記載する業務等がある12月から5月までとなります。

12月は年末調整

1月は給与支払報告書・法定調書・償却資産申告

2月・3月は確定申告

4月・5月は3月決算法人の申告

6月から11月までは上記の様な特別な業務がない為、一般的に税理士の閑散期となり時間的にも比較的余裕がある時期になります。

新規のお客様の場合は、最初に全ての書類を確認してお客様の内容を把握する必要がありますので、初期対応には非常に時間が係る事が多いです。

従いまして、税理士の立場からすると12月から5月までの繁忙期よりも、6月から11月までの閑散期の方が、よりお客様の対応に時間を掛ける事が出来ますので、この時期に税理士を変更するのがベストな時期だと言えます。

但し11月に新規の依頼があってもすぐに繁忙期に入ってしまいますので、出来れば9月・10月位までにに変更するのがいいと思います。

まとめ

税理士変更のベストな時期について税理士の立場から記載させて頂きました。

お客様にとっては、税理士を替えたいと思った時が替え時ではあるのですが、税理士サイドの事情もありますので上記を参考に税理士の変更を検討してみては如何でしょうか。

弊社のオフィシャルサイトはこちらから

弊社へのお問い合わせはこちらから