こんにちは、練馬区の税理士須江です!
税理士を変更しない理由
先日金融機関の方との話の中で「税理士に不満を持っている経営者は多いけど、それでもなかなか税理士を変える人って少ないですよね」という話題になりました。
経営者の方が税理士を変えたがらない理由について考えてみました。
①会社の内容を全て知っている税理士を変更するのは大変だから
②新しい税理士に一から説明するのが面倒だから
③今の税理士が可もなく不可もなくで、変える必要性をあまり感じていないから
④今の税理士しか知らないので、他の税理士がどのようなサービスをしてくれるかが分からないから
⑤税理士を変えた後に税務調査が来たら、きちんと対応してくれるか不安だから
⑥不満はあるけど、安くやってくれているから
理由は様々ですがざっとこんな所でしょうか。
税理士によって税額の違いがあるのか?
一概には言えませんが、税理士によって税金に差が出ることはあると思います。
他の税理士さんから当事務所に変更されたお客様の過去の申告書等を見ると、もっと早く来てくれればもっと節税できたのにという事は今までも沢山ありました。
正直税理士の仕事はお客様には難しくて理解できない部分も多く、例えもっと税金を安くする方法があったとしても、お客様がそれを知ることはなかなか難しいと思います。
従って、税理士が怠慢で、あまり節税等に積極的でない税理士だとしても、お客様はそれを知ることが出来ないという現実があります。
税理士にとって顧問契約は、一生懸命仕事をしても、少々怠けても同じ金額を頂く事が出来てしまいます。
また、お客様は上記の様な理由で、簡単に税理士を変更しないという事も税理士は分かっています。
従いまして、お客様がきちんとしたサービスを受けられるかどうかは税理士の資質次第という部分があります。
こんな税理士は要注意です
・質問をしてもきちんと答えてくれない
・偉そうな態度を取る
・担当者に任せっきりで、全然来てくれない
・親身に相談に乗ってくれない
・税金や会計のこと以外の相談に乗ってくれない
税理士はサービス業ですので、お客様のニーズをきちんと汲み取ってご満足して頂けるサービスを提供するのが当たり前なのですが、いまだにこの様な態度を取る税理士もいるようです。
以前も他の税理士さんから当事務所に来たお客様で、こちらは普段通りに話しているのですが、妙に距離感を感じる方がいらっしゃいました。
何度かお会いして少しずつ打ち解けてきた時にお客様が、「以前の税理士さんは気軽に話しかけられる雰囲気ではなかったので、私にも同じように話しかけていいのか分からなかった」とおっしゃられてびっくりしました。
どんなオーラを出せば、お客様にそんな印象を与えられるのか一度その税理士さんに会って見たいと思いました。
まとめ
税理士とは相性が一番大切だと思っています。
今の税理士さんに不満があるようでしたら、思い切って税理士の変更を検討してみてはいかがでしょうか?