こんにちは、練馬区の税理士須江です!
弥生PAPカンファレンスとは
弥生㈱が弥生PAP会員向けに年に一度開催しており、弥生㈱の社長の岡本浩一郎さんが、今後の弥生の方向性について話をされます。
クラウド会計
やはり話の中心はクラウド会計の方向性が全体の8割位を占めていたと思います。
弥生会計はクラウド会計に関しては後発組になりますが、今回はクラウド会計とデスクトップアプリケーションのデータ連携が可能となったということで、今後の弥生会計のクラウド会計の進化が楽しみになりました。
弥生会計の強み
他社のクラウド会計専門のメーカーは、クラウド会計に特化しておりデスクトップアプリケーションを持っていません。
クラウド会計は操作性及び機能面でまだまだデスクトップアプリケーションにはかないませんので、業務効率の面からもなかなか導入に前向きにならない税理士も多いと思います。
弥生会計はデスクトップアプリケーションにおいてはシェアNo1ですので、お客様はクラウド会計を利用し、税理士サイドはお客様のクラウド会計のデータを共有しながら、操作はデスクトップアプリケーションを利用できるというのは弥生会計ならではの強みですし、税理士にとっても非常に利用しやすくなったと思います。
弊社の対応
弊社は弥生会計しか利用していませんので、他社のクラウド会計を導入する予定は今の所はありません。
現時点では弥生会計オンラインに関しては、導入するには時期尚早だと感じています。
理由は機能面でまだまだ改善すべき余地が多く、従来型のデスクトップアプリケーションには遠く及びませんので、お客様に推奨できるレベルではないと感じているからです。
但し、今回弥生会計オンラインとデスクトップアプリケーションのデータの相互連携が可能になり、クラウド会計導入の土台が出来たと感じています。
もう少し、クラウド会計の機能がブラッシュアップされれば、導入も前向きに考えて行こうと思っています。
まとめ
会計ソフト業界はクラウド会計の開発競争が徐々に激化してきた感じがします。
但し、まだまだ各社とも機能面や操作面に課題があり、クラウド会計の会計ソフト市場に占める割合はごくわずかなのも事実です。
しかしながら、クラウド会計は会計業務を大きく変えるポテンシャルを秘めていますし、機能改善も非常に早いスピードで進化し続けているのも事実です。
会計ソフトの選定は税理士業務に大きな影響を与えますので、クラウド会計の動向に注視しながら、弊社でも導入していくタイミングを図って行きたいと思います。