こんにちは、練馬区の税理士須江です!
ブルーマップとは
「ゼンリン住宅地図」に法務局(登記所)備え付けの地図と地図に準ずる図面(公図)及び都市計画情報を重ね合わせたもので、以下の様な特徴があります。
・住宅地図の上に、公図に基づく公図界、公図番号、地番をブルーで記入。
・都市計画用途地域名、用途地域界、容積率、建ぺい率(一部の地区は日影規制・高度規制)も併記。
・サイズ:B4判
・地図縮尺:1/1,500または1/3,000
値段は地域によってまちまちですが1冊3万円から5万円程度します。
弊社は練馬区と板橋区のブルーマップを持っていますが、両方とも43,000円します。
㈱情報通信ネットワークのブルーマップネット配信サービスがお勧め!
相続税の申告業務でブルーマップがあると、ある程度の情報を取得できるので重宝しますが、必要な都度その地域のブルーマップを購入するにはコストがかかり過ぎます。
そんな時に㈱情報通信ネットワークのブルーマップ配信サービスがとても便利です。
このサービスは全国のブルーマップ(表札名なし)が無料でWeb上で閲覧できるサービスです。
※ブルーマップ(表札名なし)は、個人宅名は見ることが出来ませんが、ビル名、マンション名、アパート名、会社名、店舗名などは見ることが出来ます。
表札名ありのブルーマップは有料で取得が出来、利用料金は以下の通りです。
※コース契約をしていなくても、ブルーマップ(表札名あり)を600円/件で一時利用できます。
弊社も利用頻度はそんなに多くないので、コース契約はしていません。
このサービスにより、1冊数万円するブルーマップを購入することなく、必要な地域のブルーマップを648円(税込み)で取得することが出来ますので、大変便利なサービスです。
登記簿図書館
㈱情報通信ネットワークはブルーマップだけではなく、登記簿図書館というサービスも提供しており、各種の登記簿謄本を取得することが出来ます。
登記情報提供サービスでも登記簿謄本を取ることが出来ますが、登記簿図書館は登記情報提供サービスでは提供していないサービスも提供していますので、以下にその特徴を記載しておきます。
・365日24時間いつでも利用が可能です
・PDFファイルだけではなく、CSV形式でも出力が可能です
・マンション索引簿で、部屋番号に対応する家屋番号が分かります。
・登記簿見張り番という機能で登記の変動をリアルタイムで毎日見張る機能があります。
その他にも色々な機能やサービスが有りますので、詳しくは㈱情報通信ネットワークのホームページをご覧ください。
まとめ
相続業務を行うにはブルーマップや登記簿謄本等、各種の登記情報を取得する必要があります。
昔は、法務局に行って登記印紙を貼って紙で取得していましたが、今はこのようなサービスを利用すれば、事務所に居ながらにして登記情報をPDFファイルで取得することが出来る様になりました。
業務の効率化やコストの削減の面からもこのようなサービスを有効に利用して行きたいと思います。