こんにちは、練馬区の税理士須江です!
1ヵ月の申告可能件数
9月決算も先週で完了し、今週は少し仕事も落ち着きました。
9月決算は2社しかありませんが、そのうちの1社は弊社のお客様の中でも一番ボリュームのあるお客様でしたので結構時間がかかりました。
また今月新規にご契約頂いたお客様も9月決算という事で、来年は9月決算法人が3社となります。
お客様のボリュームにもよりますが、サービスの質を維持していく為には、繁忙期以外は3社~4社辺りが処理の限界だと考えています。
12月~3月までの繁忙期は1ヵ月に2社位が限界だと考えています。
もちろんサービスの質を落とせばもっとこなせる量を増やすことは可能ですが、弊社の経営方針の中に「事務所の規模の拡大を目指さず、お客様へのサービスの質を重視する。」というものがありますので、サービスの質を落としてまで、お客様を増やそうという考えはありません。
決算期の分散
税理士事務所の経営課題の一つに業務をいかに平準化させるかという問題があります。
1ヵ月に申告できる件数には限界がありますので、決算期をいかに分散させるかが非常に重要になってきます。
9月決算の法人に関しては、今回新規でご契約頂いたお客様でおしまいにしようと考えています。
現時点では6月決算と12月決算の法人も新規の受注はストップしています。
個人の確定申告も現時点で新規の受付はストップしています。
それ以外の月に関してはまだ余力がありますので、新規のお客様の受注は可能です。
まとめ
開業したての頃は時間的な余裕がありますので、どのような案件でも比較的受ける事が出来ましたが、徐々にお客様が増えるにつれて、業務を平準化させてサービスの質を維持していく必要が出てきます。
上手い具合に決算期を分散出来ないのが難しい所ですが、無理してお客様を増やすことは既存のお客様へのサービスの質を低下させてしまう事になりますので、新規の案件に関してはそのお客様の決算月によってはお断りせざるを得ない事が出てくると思います。
事務所の経営的には売上を増やすチャンスを逃す結果になってしまいますが、事務所の経営方針や既存のお客様へのサービスの質を維持していく事の方が大切ですので、割り切って考えていくしかないと思っています。