経営者の仕事は判断すること

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経営

こんにちは、練馬区の税理士須江です!

一倉 定

先日某会計事務所のメールマガジンで一倉定さんという社長専門コンサルタントの方の「社長の姿勢DVD」講演映像の一部を見ることが出来ました。

3分少々の映像でしたが、以下の様な内容でした。

「社長の仕事は決定することで、社員の仕事は社長の決定を実施することである」

「いい会社とか悪い会社とかはない。あるのはいい社長と悪い社長だけである」

「会社の経営は社長で決まる」

経営者の仕事は判断する事

経営者の一番重要な仕事は様々な判断を下すことです。

もちろん、弊社の様な小さな事務所は、経営者自身がプレイヤーとして動く必要がありますが、経営をして行く中で大小様々な判断を下す機会が毎日の様にあります。

・その仕事を受けるかどうか

・仕事を断る時はどの様に断るか

・値段をどうするか

・その仕事にどの位の時間を投入するか

・グレーゾーンの判断をどうするか

・どの様な人と付き合うか

・設備投資をどうするか

・どの様な備品を使うか

・どの研修やセミナーに参加するか

・営業電話にどう対応するか

・給与や賞与の金額をどうするか

・クレームにどう対応するか

全てにおいて判断を下す必要があり、じっくり判断する時間がある場合もあれば、即断しなければならない場合もあります。

良くも悪くも、この判断の結果は全て経営者自身で負う事になります

判断に迷わない様にするために出来る事

私も事務所を経営していく上で、判断に迷う事も多々ありますが、迷わないようにする為に以下の様な事を気に付けています。

それは、自分のビジョン・ミッション・信念という軸をしっかりと持ち、それに従うようにするという事です。

自分自身の軸が定まっていないと、判断がぶれますし、誤った判断をしてしまいます。

私も開業当初はこの様な軸が定まっていなかったので、色々と判断ミスをして来ましたが、その様な失敗を経験する中で、少しずつ自分の軸が固まって来たとも言えます。

自分の信念を貫くには覚悟も必要

開業当初は仕事がありませんので、紹介された仕事が自分の軸に合わないと思ってもなかなか断る事が出来ませんでした。

断ったら2度と紹介して貰えないのでは・・・という不安から合わない仕事を引き受けた事もありましたが、その様な仕事はやはりうまくいかない事が多いです。

また、新規のお客様との面談の時に、その場の雰囲気で値段を下げれば契約になりそうな時に、若干の値引きをして契約したことも有りましたが、やはり後々その様な仕事は経営の足枷になって来てしまいます。

食べて行く為には仕方ない部分もありますが、長期的な視点で考えればやはり自分の軸を曲げてまで仕事を取ってはいけないという事を身をもって学びました。

仕事を断って、その後ご紹介を頂けなければ、それまでの関係だったと割り切り、値引きの要求に応じなくて契約に至らなければ、そのお客様は弊社のお客様ではなかったと考える様に覚悟を決めて行く必要があります。

現在は、弊社の報酬はホームページに記載をしていますし、弊社では対応していない業務に関してもホームページに記載をするようにしました。

まとめ

経営者が判断を誤らない為には、しっかりとした軸をもちぶれない覚悟が大切だと感じています。

目の前の利益を追求して軸を曲げてしまうと、短期的にはプラスでも長期的にはマイナスになってしまう事がありますので、これからも自分自身の軸をしっかりと保ちながら、経営をして行こうと思います。

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