業務の効率化の為に会計ソフトの科目体系は基本的に統一するようにしています

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勘定科目

こんにちは、練馬区の税理士須江です!

科目体系は基本的に統一しています

弊社は弥生会計のみを利用していますが、科目体系は弥生会計のデフォルトのものではなくTKCの科目体系に統一しています。

TKCのコードを使っているのは、税務申告ソフトとの連動性を高めて、業務効率を上げる為です。

科目体系を統一している理由

科目体系を統一する理由は業務の効率化とサービスの質を上げる為です。

お客様ごとにバラバラの勘定科目名および勘定科目コードを使用すると、チェックに時間がかかったり、思わぬ見落としが発生する可能性があります。

勘定科目を統一することで、チェックの時間を早め月次決算のスピードを早める事が出来ますので、サービスの質を向上させることが出来ます。

勤務時代はこういった統一がなく担当者ごとにバラバラの科目体系を使っていた為、非常に作業効率が悪かったので独立した時に最初に科目体系を統一する事にしました。

もちろんお客様ごとに多少のカスタマイズは必要なので、必要に応じて変更はしています。

 お客様ごとに科目一覧表を作成しています

弊社は基本的にお客様の方で会計ソフトへ入力して頂いておりますので、お客様ごとに科目一覧表をエクセルで作成して、入力マニュアルと一緒にお渡ししています。

この一覧表はお客様毎に全てオリジナルで作成しますので、お客様はこれを見る事により、どの科目を使えばいいのかが一目で分かる様になっています。

イレギュラーな出金や入金で何の科目を使用したらいいか分からない時は、仮払金、仮受金を使うようにして頂き、月次巡回監査の時に適切な科目を指導するようにしています。

 補助科目や摘要登録も出来るだけ統一するようにしています

勘定科目だけではなく補助科目や摘要の入力方法等も出来るだけ統一するようにしています。

補助科目を細かく設定したり、よく出てくるものは摘要辞書に登録する事により、お客様も入力が楽になるとともに、様々な前期比較等のデータを会計データから取得する事が可能になります。

また、税理士がチェックのスピードと精度を高める為には、こういった部分を細かく詰めておく必要があります。

 まとめ

勘定科目や補助科目の設定は自由に出来ますが、一度運用を始めてしまうと後から変更して頂くのは大変な作業になります。

また、税理士は会計データをチェックする事がメインの仕事ではなく、会計データの数字を使って、経営者の方にアドバイスをしていく事がメインの仕事になります。

従いまして、弊社は科目体系等を統一する事により、チェックのスピードと精度を高めて、お客様に有益な情報を提供出来る様に常に心がけています。

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