こんにちは、練馬区の税理士須江です!
業効率化は重要な経営課題です
独立して事務所を経営していく上で、売上を増やしていく事と同じ位重要なことに、業務効率を上げていく事があります。
弊社のような小規模な事務所の場合、受けることが出来る仕事の量は限られてきますので、1件当たりの単価を上げるか又は業務効率を上げて受注できる件数を増やしていく事が重要な経営課題となってきます。
私も独立する前から、独立したらどのように業務を効率化していくかを色々と考えながら準備をしてきましたし、独立後も常に業務の効率化について考えながら仕事をしています。
会計ソフトの選定
会計ソフトの選定は会計事務所の業務の中で非常に重要な項目となります。
選択肢としては、以下の2つに分かれると思います。
①お客様に合わせて複数のソフトを導入する。
②ソフトは1つに絞りお客様にそのソフトを導入してもらう。
弥生会計だけを使用している理由
弊社では②を選択し、弥生会計のみを使用しております。
理由としては複数のソフトを使用するデメリットが大きいからです。
複数のソフトを使用するデメリットについて以下に記載してみます。
①導入コスト及びランニングコストがかかる。
②それぞれのソフトの操作方法を覚えたり、バージョンアップに対応する必要が出てくる。
③データの管理が難しくなる。
④上記の理由によりサービスの質が低下してしまう。
勤務時代は複数の会計ソフトを利用していましたが、正直全ての会計ソフトを使いこなせているとは言い切れませんでした。
つまり、色々と便利な機能があるにも関わらず、複数の会計ソフトを使っているとそこまで手が回らないのが現実です。
データの管理方法も担当者でまちまちでしたので、誰かが退職して引き継ぐときは毎回大変な思いをしますし、データが全て揃わない事もよくありました。
会計ソフトを1つに絞るデメリット
ただし、ソフトを1つに絞るデメリットもありますので、以下に記載してみます。
①弥生会計を導入できない方をお客様にすることが出来ない機会損失がある。
②クラウド会計ソフト等、新しい会計ソフトのサービスの提供が出来ない。
お客様の獲得に関しては確かに機会損失があるかもしれませんが、業務の効率化及びサービスの質の面から検討して、弊社では弥生会計のみを使用しております。
クラウド会計に関しては弥生会計も同様のサービスを提供しています。
現時点ではあまり使い勝手がいいとは言えないため使用は見送っていますが、いずれはそちらで対応できるか検討していこうと考えています。
まとめ
弥生会計はコストも安く、お客様も税理士側も使い勝手が良いソフトです。
現在は弥生ドライブという機能で常にお客様と最新のデータを共有できる仕組みがあります。
従いまして、インストール型のソフトの良い所と、クラウド型のソフトの良い所の両方を備えていると思います。
お客様へのサービスの質を向上させていく事が一番重要と考えていますので、今後もその視点を第一に会計ソフトの選定に関しては考えて行きたいと思います。