こんにちは、練馬区の税理士須江です!
確定申告業務完了
昨日で確定申告業務が完了しました。
確定申告業務が終わって改めて思うことは記帳代行よりも相談業務の方が楽しくて自分には向いているという事です。
確定申告業務は1年分の資料をお預かりして、税理士サイドで会計ソフトに入力して申告書を作成する事になります。
個人事業主の方でも顧問契約をして頂いているお客様に関しては、お客様の方で会計ソフトに入力して頂いておりますので、法人のお客様と同じように月次巡回監査でお伺いして月次決算を行っていますが、確定申告のみのお客様に関しては、1年に1度この時期に資料をお預かりして記帳代行から申告書の作成を行う事になります。
記帳代行はそれなりに手間と労力もかかりますし、単純作業の部分も多いため仕事としてのやりがいであったり面白さには欠けます。
なので弊社では基本的に記帳代行の仕事を受けないようにしています。
個人の確定申告業務に関しては、現在新規の受付はストップしています。
相談業務
以前は記帳代行が税理士の一番メインの仕事であった時代もありましたが、現在は安価で使いやすい会計ソフトがありますので、この部分に関してはお客様の方で行って貰い、税理士は経営や節税等に関する相談業務に重点を置く方が断然仕事としてのやりがいや面白さがあります。
先日も、法人のお客様の所へ月次巡回監査でご訪問し、今期の役員報酬の設定や利益目標について経営者の方と話をしました。
今期はとある事情から利益を沢山出す必要があり、その為にすべき事や出来る事について色々とアドバイスをさせて頂きました。
節税面からの有利・不利についても説明させて頂き、中長期的な観点からは今期は節税よりも利益を出して納税する道を優先すべきという結論に達し、経営者の方も目標が明確になった様でした。
こういうご相談を受けて、色々と方法を考えている時が一番楽しいですし、この仕事に対するやりがいも一番感じる事が出来ます。
顧問契約をして頂いているお客様の場合、月次巡回監査で毎月お会いしてお話をしているので、経営者の方の考え方もある程度分かっていますし、その会社の課題も理解したうえで色々とアドバイスをすることが出来ます。
弊社が年一で決算の時だけ関与する仕事の受け方をしていないのも、相談業務に対応するには常日頃のコミュニケーションが非常に大切だと考えているからです。
まとめ
確定申告業務で記帳代行の仕事をしてみて、今後も記帳代行ではなく相談業務をメインに仕事を受けて行こうと改めて感じました。
もちろん記帳代行に対するニーズはまだまだあるのでしょうが、そういった仕事は記帳代行をメインにしている会計事務所が対応すればいいと思っています。
逆に、税理士に記帳代行はしてもらっていても経営に関する相談やアドバイスをして貰えていない方も沢山いて、そういうニーズも沢山あると感じています。
自分の強みを一番発揮できるのは、記帳代行ではなく相談業務だと思っていますので、今後もこの分野に力を入れて行きたいと考えています。
法人のお客様でこのようなサービスを受けたいと思われた方はお気軽にご相談下さい。