こんにちは、練馬区の税理士須江です!
税理士の無料相談
先日とある金融機関の支店長さんからお礼の電話を頂きました。
かなり前ですが、その支店のお客様に対して私が無料相談を行い、その相談案件が無事に完了したとの事で、そのお礼のお電話でした。
無料相談を行うかどうかは税理士によってまちまちですね。
私も開業当初は初回に限り無料相談を行っていましたが、今は行っていません。
私が無料相談を行っていた理由
私は0からの開業でしたので、開業当初は顧問先を増やすために金融機関を始め様々な所へ挨拶回りをしました。
当然開業したての何も実績のない私にお客様をご紹介して頂ける訳もありませんので、当時は何か税金に関して分からない事がありましたら気軽に相談して下さいと言って営業をしていました。
金融機関等のお客様が直接相談をしたいという時は、初回に限り無料で対応をしていました。
無料相談から仕事に繋がった事もありましたので、無料相談自体は営業の手段としてはありだと考えています。
無料相談をしなくなった理由
無料と有料の線引きがあいまいになってしまう為
現在は弊社のサービスメニューの中の個別コンサルティング業務で単発の相談業務をお受けしています。
以前は初回に限り1時間程度の相談は無料で行っていましたが、個別コンサルティング業務自体が、単発の1回限りのご依頼も多いため、無料相談との線引きがあいまいになってしまう為無料相談を廃止しました。
弊社のお客様へのサービスを最優先にする為
開業当初は営業手段の一つとして無料相談を行っていました。
お客様が少ない時は問題ありませんでしたが、顧問先が増えるにつれて無料相談に割く時間自体がなくなってきます。
当然顧問料を支払って頂いている弊社のお客様へのサービスが第一優先になりますので、無料相談を廃止しました。
仕事に繋がらないケースの方が圧倒的に多い
開業当初は無料相談を沢山行いましたが、殆どのケースはその場で解決してしまうか有料のサービスまでは利用されないお客様の方が多かったです。
無料相談はだいたい対面で1時間位ですが、事前の準備や移動時間等を考えると非常に費用対効果は低く営業手段としての役割は終えたと感じています。
まとめ
無料相談は営業の手法としてはそれなりの効果は見込めると思います。
しかし、実際に行ってみて費用対効果という側面ではなかなか難しい部分があるとも感じています。
無料相談自体は今後もやる予定はありませんが、期間やターゲットを絞り込んだ無料相談に関しては現在検討中であります。
法人のお客様限定で無料相談をやってみようかとも考えていますので、その場合はまたこのブログで告知させて頂きます。